ベースの耳コピのコツ

耳コピ入門ガイド

耳コピをしていて「ベースの音がどこにあるのか分からない」「メロディーは取れるのにベースだけ難しい」と感じる人はとても多いです。運営者自身も、耳コピを始めてから今に至るまで、正直ベースの聴き取りが一番苦労するポイントです(今でも難しいと感じることがあります)。ベースは低音域にあるため聴き取りにくく感じますが、いくつかコツをつかむと格段に聴き取りやすくなります。今回はベースの耳コピを進めるための具体的なコツを紹介します。

① 必須:スマホのスピーカーではなく、イヤホン・ヘッドホンを使う

スマホやパソコン本体の小さなスピーカーは、低音域がほとんど再生されない、または大きく削られてしまう作りになっています。そのため、ベースの音がスピーカーではそもそも「鳴っていないように聴こえる」ことが珍しくありません。ベースを耳コピする際は、必ずイヤホンかヘッドホンを使うようにしてください。これをするかしないかで、聴き取りやすさが大きく変わります。

② ベースはコードの「根っこ」になっている

ベースが鳴らしている音は、そのコードの「ルート音(根音)」であることがほとんどです。つまり、ベースの音さえ取れれば、そのコードが何なのかをほぼ特定できるということです。コードを判断する手がかりとして、ベースから聴き取りを始めるのはとても合理的なやり方です。

③ 低音に耳を「フォーカス」させる練習をする

普段音楽を聴くとき、自然とメロディーに耳がいってしまうのは誰でも同じです。ベースを聴き取るには、意識的に「低い音だけを追う」練習が必要です。曲を聴きながら、一番低いところで鳴っている音だけを頭の中でハミングしてみるのが効果的です。最初は難しく感じますが、繰り返すうちに低音域への注意の向け方が身についてきます。

④ 再生速度を落として聴き取る

ベースは速いフレーズや16分音符のランニングなど、動きの速い部分が聴き取りにくいことがあります。そういった部分は再生速度を落として、音の動きをゆっくり確認するのが効果的です。音の高さを変えずに速度だけを落とせるツールを使うと、音程のズレなく聴き取り作業ができます。

ポイント: ヘッドホン(特に低音が出やすいもの)を使うと、さらに聴き取りやすくなることがあります。また、音楽再生アプリの「イコライザー」機能で低音域を少し持ち上げるのも有効です。

⑤ 鍵盤の低い音域で確認する

ベースは一般的にギターよりも低い音域で鳴っています。鍵盤で確認する場合は、左側の低い音域のキーを使って探していくのがポイントです。最初は「このあたりの音域だろう」と大まかに当たりをつけてから、半音ずつ近づけていくと見つけやすいです。

⑥ リズムパターンを先に把握する

ベースラインは音の高さだけでなく、どのタイミングで鳴っているかという「リズムパターン」も重要な要素です。音の高さを取る前に、まず「どのビートで鳴っているか」をリズムだけに集中して把握しておくと、その後の音程探しがスムーズになります。

まとめ

ベースの耳コピは最初こそ難しく感じますが、「イヤホン・ヘッドホンを使う」「低音に意識を向ける」「速度を落として確認する」「リズムから先に取る」という4つのポイントを意識するだけで、ぐっと取りやすくなります。メロディーと合わせて聴き取れるようになると、曲全体の構造がよく見えてきて、耳コピの楽しさがさらに広がります。コード進行のパターンを知っておくと耳コピがさらに捗るので、コード進行のよくあるパターンの記事もおすすめです。

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